前回は英語に対する「キライな理由・スキな理由」として、根本的に英語をまなぶ理由についてのべた。
わたしのようなめんどくさい人たち(たいがい男性)は、何をするのでもちゃんと根本的な理由をはっきりしとかないと、続かないのである。
もう一度、英語を学ぶ根本的な理由をわかりやすくまとめると(しつこくてゴメンね)、
1.さんすうやしゃかいと同じで、知らなくても生活できるんだけど、いろんなものを見たり聞いたりするうえで「なるほど、なるほど」と楽しくなる。パズルをとくみたいに、えいごじたいがおもしろくなる。
2.えいごということばをべんきょうすると、えいごを話す人たちの考えかたがわかるようになる。にんげんはたくさんのことばを使うから、文化をもつことができた。えいごをまなぶことによって、日本語や日本人、そのほかいろいろな文化のちがいもわかるようになる。
3.世界の国々をみると、えいごをつかう人たちは多い。ホームページも日本語の10倍ぐらい英語で書かれているし、もし海外旅行に行ったらえいごはとても役立つ。だいすきな、はくぶつかんやびじゅつかんの、えいごのせつめい文も読めるようになる。外国人とえいごでやりとりできるようになるよ。
この抽象的な1,2,3を、すこし具体的にイメージしよう。
1番は、サクサクッと問題集が解けてTOEICの点数がぐんぐんあがっていくイメージ
2番は、国際情勢や文化の違いを寛容に理解したり、英字新聞を読んでいるイメージ
3番は、外国人と楽しく会話したり、英語のブログを読んでコメントしているイメージ
こういったイメージを自分なりに定着させていく。
だが、実は、まだまだ不十分である。
ここまでは、すこし気の利いた英語学習教材にも書いてあるかもしれない。
しかし、三日坊主は本当に三日で忘れてしまうので、もっともっと自分が理想とする強力なイメージ(=思い込み)が必要だ。
その具体的かつ強力なイメージが1つあればよい。3つあると忘れてしまう・・・
例えば、
スペシャルイメージ:
フロリダ・マイアミの穏やかな風のなか、チェアベッドに寝転びながら、アーネスト・ヘミングウェイの"The Old Man and the Sea"の原著を味わいを堪能しつつ、時おりカクテルに手をのばす。この古典を読んだ後には、話題になっているジョン・グリシャムの最新作を読もうと思う。たまたま隣にいた気さくなアメリカ人夫妻がグリシャムの本を指差して、その本はエキサイティングだったと言ってきた。まだ未読だが楽しみにしている、"The Pelican Brief" や "The Firm" とか、本や映画でみたけど彼のリーガル・サスペンスは結構面白かったからね、と応える・・・
少なくともこれぐらい具体的なイメージはしてほしい。
もちろん、もっとディテールがあればあるほどいいし、素敵な外国人との出会いとか、国連でキャリアとしてバリバリ働いているとか、英語をまなぶ目標として、自分の欲望に正直かつストレートにイメージしてほしい。
この「気持ちのいい目標」をめざして、できれば毎日思い出して、チェックシートをつけながら、どんどん学習していくのだ。
Let'go!!
2009年6月16日火曜日
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